低速病を解決させてNAS自体は安定して動作するようになってちょっとしてから、
リモートデスクトップで外からログインしていると度々切断されてしまう。
&
iSCSIで使用しているLinuxServerのrootfilesystemがreadonlyになってしまう。という現象が発生した。
とりあえずVMホストのkern.logを見てみると、
頻繁にLink Down/Upを繰り返してるっ。時々フリーズして電源Off/Onで復旧させたりしていたL2SWがお亡くなりになってしまったか・・・。
スイッチをポチって届くまでに時間がかかるので、iSCSIが切れても、復帰後ReadOnlyにならないように設定変更しておく。
Before | root@misakichi2:~# mount /dev/mapper/misakichi2-root on / type ext3 (rw,relatime,errors=remount-ro) |
After | root@misakichi2:~# mount /dev/mapper/misakichi2-root on / type ext3 (rw,relatime,errors=continue) |
iSCSIは通常運転でもたまに切れることを想定しないといけないから、errors=continue に最初から設定しておかないといけなかったね。今後はそうするということで。
L2SWも届いたので差し替え
Before | ![]() |
after | ![]() |
8ポートだとギリギリだったので16ポートにしといた。複雑にネットワークを分けたりする必要がないからインテリジェントHubとかいらんので16ポートで一番安く買えるのにしといた。
これで、不安定なところはなくなった。
いろいろいじったついでに、
手元の余っている64GBSSDを使ってWrite&Readキャッシュ(zil/l2ard)を組み込み。
さらに、esataカードをPCIe x1の SD-PESA3ES2 から
から PCIx4のRocketRaid 644Lに変更
capacity operations bandwidth pool alloc free read write read write ————————————– —– —– —– —– —– —– main 5.98T 7.65T 75 1.07K 302K 21.2M raidz1 5.98T 7.65T 75 1.00K 302K 16.6M gptid/5bb7a5d6-6cbb-11e2-be4d-002185ad17f1 – – 14 142 56.5K 4.72M gptid/5c9e9c14-6cbb-11e2-be4d-002185ad17f1 – – 15 141 61.1K 4.72M gptid/5d91e20d-6cbb-11e2-be4d-002185ad17f1 – – 16 142 65.1K 4.72M gptid/5e7df2bb-6cbb-11e2-be4d-002185ad17f1 – – 13 141 54.1K 4.72M gptid/5f40f8ce-6cbb-11e2-be4d-002185ad17f1 – – 16 142 65.1K 4.72M logs – – – – – – gpt/zil 136K 31.7G 0 68 0 4.55M cache – – – – – – gpt/l2arc 27.6G 6.79M 154 97 619K 11.0M ————————————– —– —– —– —– —– —– |
20Mbyte/sとか出るようになったっ。
速度変化はだいたいこんな感じだった。
状態 | 転送速度 Mbyte/sec |
低速病発動中 | 1 |
Intellipark無効 | 9 |
zil/l2arc有効 | 15 |
Raidカード変更 | 15 |
Raidカードは速度に影響しなかったけど、空きポートが2つできたのでHDDケースをあと2つ増やせるようになった。